モンロを探して
こんなページ作っても、私しかみないだろから。
もう、7年経ちます。もんろが亡くなってから。
今でも、当時の日記を読み返すと、辛いです。亡くなる前後はね。
私は、なぜか両親の愛情をまっすぐ受け取ることができないひねくれた娘に育ちましたが、もんろが『愛情』を私に教えてくれました。
私はモンロのおかげで、両親の愛や、そのほかの愛情にも気づくことができる人間になりました。
しかし私は、自分の勝手な偏見や常識、犬の飼い方マニュアルなどに囚われ、また自分の事で精一杯だったり面倒だったりで、もんろの幸せを最優先に考えてあげることができませんでした。
もっと好きなだけご飯あげればよかった。もんろはとてもひもじい思いをしていたかもしれない。ずっとお散歩連れて行かなかったり、夏の暑い日中にお散歩させたり・・・
モンロは一人でお留守番が大嫌いだったのに、いっぱいさせてしまった。もんろごめんね。愛してるよ
いなくなって初めて大切さに気づくとは、このことです。
それまでの私は、どんなに辛い事があっても『寝れない』『食べれない』とは無縁の世界に生きてきました。それは、もんろがいつの間にか私の心の絶望へ繋がる部分に、蓋をしてくれていたのです。
どんなに辛いことがあっても、もんろがいるおかげで心底落ちることがなかったのです。
もんろがいなくなって、いつの間にか絶望への蓋もなくなってました。辛い事、いやな事があると、簡単に絶望の穴へ落ちていきます。
7年経ち、今は絶望にまた蓋がされています。体調は、前と同じというわけにはいきませんが。もんろがいなくても、私はもんろにもらったものを大切に、宝物にして生きていきます。私のところへ来てくれて、ありがとう、もんろ♪