お犬のもんもんは何の夢をみているのかな?
もんもんかわいいなー
ある夏の日、ゆかたを着て家に帰ると、もんろが玄関で『この人誰?!』というような反応をした。
面白かったので、そのまま不審者のふりするともんろが走って逃げてコタツの中に入ろうとしたが、うまく入れずに、走っておいかけてきた私に向かって『キャイーン』と叫んだ。
可哀相なことをした。
ふと気がつくともんもんがいなくて、外まで探しに行ってもいない。そんなときはいつもコタツの中で寝ている。
ママがもんろにトイレのしつけをしようとして、もんろがジュータンとかで粗相すると、トイレに連れて行って『ここでおしっこするのよ!』と叱っていた
するともんもんは、ジュータンとかでおしっこした後トイレに入りしばらく反省するようになった。
ふざけてもんろーの背中の真ん中にわけめを作ったら、ずーっとわけめがついたままで、どんなに梳いても戻らなかった。
ある日の散歩中、もんろが信号待ちしていた少年の足をペロっとなめた。
少年はすぐさまなめられた場所を『痒い』とかいていた。
寝ながら手足を動かしていた。
大学生くらいの男の家庭教師のことが大好きになった。ベタベタして家庭教師を舐めまくるので、勉強できず部屋から出すとワンワン吠えっぱなし。
うるさいので仕方なく部屋のドアを開けるとまたベタベタの繰り返しで困った。
ママは『ミルク』がいいと言って、私は『ダンディ』がいいと言っていたけど、女の子なのでパパが考えた『モンロー』になった。
『モンロー』は、犬の本でシーズーがモンローウォークすると書いてあったから。
私はひょっこりひょうたん島のダンディが好きだった。
もんろーがいつの間にか人を舐めなくなっていたので、そういう子なんだなーと思っていたら、ある日ママが『もんろーが舐めてくるからそのたびに舐めるなと叱った』と言っていた。
番犬しか飼った事ない親戚の家にもんろーを連れて行ってしまい、もんろーは家に上げてもらえず外の木にくくりつけられて終始吠えまくっていた。さっさと帰りたかったがそうもいかず、可哀相なことをしてしまった。
もんろーは私が出かけると、帰ってくるまでずっと玄関で待っていた。ずーっと。
もんろーを飼ってすぐ、もんろーの頭の皮膚がボロボロなのに気づいて、近所の動物病院に連れて行ったら治るまで7万くらいかかった。
ママは『7万で買ったのに、13万で買ったのと一緒だね~』とぼやいた。
7~9歳頃に足にいぼができたので、皮膚炎のときに連れて行った病院へ行くと、イボ取りに10万くらいかかった。それで、そこの動物病院はぼったくりだとようやく気がつく。
いつも人のごはんをたかるもんろ。ごはんつぶを指先にくっつけてもんろにあげると、指を噛まないように器用に米粒だけ食べるので『かしこいね』と感心していた。
だが、指先に肉を乗っけてもんろにあげると、指ごとガブリついて離してくれなかった。血が出た。
もんろはいつも、私の長女(2歳)にヘッドロックされている。もんろは子供のすることとわかっているようで、無表情でヘッドロックされている。たまにそのまま引きずられたりしている。長女はかわいがっているつもりらしい・・・
怖いホラー映画を見ている夜中の0時過ぎ、トイレで外に出たいというもんろ。ちょっとだけならとしぶしぶ外にでると、おしっこの後最近便秘のもんろはふんばりながらそのまま暗い闇の中へ消えてしまい、私は怖くなり、ふんばってる最中のもんろをかついで家に戻ってしまった。
私がもんろの耳を指でなでなでした後にもんろの顔にゆびを近づけると、もんろが私の指のにおいを嗅ぐ。
朝起きた時にモンロがそばにいると皆が喜ぶことをモンロは知っていたのか?
朝は一番早く起きる人の布団にいき、その人が起きると次に起きる人の所へ行くという行動を毎日の日課にしていた。
夜は、私が寝るまで私のそばにいてくれた。
モンロはゴミあさりが大好きだった。夜中や外出中によく漁っていた。
スーパーで皮のない、2つの輪切りになったとうもろこしを買った。家に帰って数時間後、綺麗に粒一つない芯だけのとうもろこしを発見!
どうやら仕舞い忘れて、床に置きっぱなしになってた所をモンロが食べたらしい。余りにも食べ方が綺麗で感心した。
川で遊んでいたら、川岸にいればいいのに、モンロも川に入ってずっと私のことを追いかけてきていた。犬って練習しなくても犬掻きして泳げるんだとビックリした。
モンロはボール遊びが好きだったので、良かれと思い遊べるときはモンロがヘトヘトに疲れるまで遊んだ。丁度いいところでやめればよかった。可哀想なことをした。